【公務員試験】併願状況・併願先は正直に話すべき?|ばれるのが怖い…

【相談内容】

今年度の公務員試験を受験しています。

面接対策を少しずつ進めているのですが、面接において併願先や併願状況を尋ねられた際には、正直に全ての併願先を伝えた方が良いのでしょうか?それなりに併願をしているので、全て話してしまうと変に思われてしまうかもしれないと不安になっています。

ただ、隠していてばれるのも怖いと思っています。どう対処すればよろしいでしょうか?

【はじめに】

とてもよいご質問です。

質問者さんが大学生なのか社会人なのかは、文面からは分かりませんでした。

そこで、大学生の場合と社会人の場合に分けて、それぞれお答えします。

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【公務員試験】併願状況・併願先は正直に話すべき?|ばれるのが怖い…

大学生の場合

まずは、大学生の場合です。結論から言うと、大学生であれば併願先を素直に話しても問題ないと考えています。

なぜなら、大学生にとって複数の併願は受験戦略上、ごく当たり前のことだからです。

民間の就職活動に置き換えてみてください。就職活動中の大学生が複数の会社を受けるのは当たり前で、10社、20社と受けるのも普通のことです。

ですから、「併願している」「ほかの会社も受けている」と言っても、何もおかしくはありません。

同じことは、公務員試験にも当てはまります。大学生の場合、多くの方は「公務員試験一本」で受験しているでしょう。もちろん、民間と併願している方もいます。

公務員一本で受験するなら、第1志望先しか受けないのはどう考えてもリスクが高すぎます。そのため多くの大学生は、国家一般職や国家総合職、県庁、市役所など、複数の試験を受けるのが通常です。

面接官も、そのことは理解しています。ですから、複数の併願先を話したところで、マイナスの影響はないと考えています。

実際に私自身も、大学院生のときに公務員試験を受けた際は、併願先をすべて正直に話していました。

国家総合職、国家一般職、県庁、市役所などを受けていましたが、どの組織の面接でも当然、併願状況や併願先を聞かれます。そのときも、すべて正直に答えていたのです。

以前勤めていたTACという予備校でも、主に大学生を指導していましたが、基本的には「併願先は素直に話して構いません」と伝えていました。その方針で併願先を話した受験生も、きちんと合格しています。

ですから、質問者さんが大学生であれば、併願先を素直に話しても問題ないと考えてください。

社会人の場合

続いて、社会人の場合、あるいは社会人採用で公務員試験を受けている方向けのお話です。

社会人の場合は、無理に複数の併願先を話す必要はないと考えています。

社会人と大学生の違いは何かといえば、社会人は働きながら受験しているため、どうしてもとても忙しいことです。

そのため一般的には、多くの組織について対策したり情報を調べたりできない方のほうが多いでしょう。

特に独学の受験生の場合、時間や労力に限りがあるため、併願先を数多く確保すること自体が難しいのです。

もちろん、Gravityのような専門予備校を利用している場合は事情が異なります。情報収集でも併願対策でも有利な立場にあるので、独学の方より併願先を確保しやすいといえます。

しかし平均的な受験生を想定すると、併願先を確保しようと思ってもできないのが実情でしょう。

ですから、多くの社会人受験生はそれほど多くの併願先を確保していません。

そうなると、実際の併願数より少なめに話したとしても、面接官は違和感を抱きにくいはずです。

社会人の方や社会人採用枠を受けている方は、併願先をすべて話す必要はありません。控えめに、あるいは絞り込んだ数を話しても構わない、と私は考えています。

ばれるのか?

ただ、質問者さんが気にしているように、「併願先についてうそをついたら、後でばれて大変なことになるのでは」と心配している方もいるでしょう。

でも、ご安心ください。併願状況や併願先の情報が、受験先に知られる可能性はありません。

そう心配する方の中には、市役所同士や、県庁と市役所の間で受験情報が共有されていると考えている方もいるのでしょう。

しかし、こうした個人情報が市役所同士や、市役所と県庁の間で共有されることはありません。

ある受験生がどの市役所や県庁を受けているかという情報は、極めて重要な個人情報です。本人の同意なく、ほかの組織に一方的に開示されることはないと考えて大丈夫です。

ですから、併願先や併願数を控えめに話したとしても、それが知られてしまう可能性はありません。この点は、ぜひ安心してください。

ちなみに、志望動機でよく見かけるミスについては、下記の記事で詳しく解説しています。

【公務員試験】志望動機でよく見かけるミス7選
公務員試験の志望動機でよく見かけるミス7選。感情や経験が見えない、差別化を意識しすぎる、行政以外でもできる、規模感を間違えるなど、面接や面接カードの添削で頻出する失敗例を解説します。

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筒井夢人

公務員試験面接研究所を運営している筒井夢人と申します。プロ講師として、公務員試験の面接指導を長年行ってきました。なお、自身も公務員試験を受験しており、国家公務員(総合職・一般職)・県庁・特別区・横浜市・仙台市などに最終合格しています。

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