【相談内容】
公務員試験の受験を考えている社会人です。
国立大を卒業しており筆記試験には自信がありますが、面接に苦手意識があります。エントリーシートの作成や面接の練習等はやはり予備校を使った方がいいのでしょうか?
それとも、独学でも合格は出来るのでしょうか?
【はじめに】
結論から言うと、独学でも合格できる人はいると思います。
私自身も、公務員試験は予備校を使わずに独学で挑みました。その意味でも、「独学でも合格できる」のは間違いありません。
そう考える理由を、以下でお伝えします。
独学での合格
この話は、公務員試験ではなく筋トレに置き換えると分かりやすいでしょう。
「予備校に通う」は、筋トレでいえば「ジムに通う」ことです。しかし、ジムに通っていなくても体の大きい人はたくさんいます。
たとえば、遺伝的に恵まれていて筋肉がつきやすい人もいます。あるいは、今はジムに通っていなくても、昔スポーツに打ち込んでいて、そのときにかなり鍛えていた人もいるでしょう。
こうした方は、無理にジムに通わなくても、自宅での筋トレ、いわゆるホームジムで十分に筋肉を発達させられるかもしれません。
この話は、公務員試験にも当てはまると思います。
つまり、生まれつき話す力がそれなりにある方もいますし、私のように大学時代に弁論部などで話す練習を積んできたため、予備校を使わなくても面接を突破できる、という方もいます。過去の経験が生きているケースです。
いずれにしても、こうした背景があれば、予備校に通う必要はありません。「予備校に通わないと合格できない」「独学では面接を突破できない」ということはない、というのが私の意見です。
どちらが有利か
ただし、そのうえで、予備校に通うのと独学とではどちらが有利かといえば、予備校に通うほうが有利になると考えています。
先ほどの筋トレの例から説明します。
遺伝的に恵まれている人であれば、ジムに通わなくても自宅での筋トレで体を十分に鍛えられるかもしれない、とお伝えしました。
ここで、少し考えてみてください。
遺伝的に恵まれている人がジムに通い始めたら、どうなるでしょうか。
どう考えても、さらに筋肉が発達するはずです。自宅で筋トレをしているときよりもハードに追い込むことになるので、遺伝的な強みと相まって、筋肉はさらに大きくなるでしょう。
つまり、遺伝的に恵まれていても、ジムに通うことでさらに筋肉を大きくできるわけです。
では、遺伝的に恵まれていない人の場合はどうでしょうか。
遺伝的に恵まれていないのであれば、なおさらジムに通ったほうがよさそうです。
公務員試験という「コンテスト」では、遺伝的に恵まれている相手とも戦わなければならないからです。もちろん、そうした人がとても多いわけではありません。
それでも、受験生の中に遺伝的に恵まれている人が少なからずいるのは確かです。
だとすれば、なおさら自宅で自分なりに追い込むのではなく、専門の機関、つまりジムに通ってハードに追い込むことが必要になってくるでしょう。
ここまでは、筋トレを例にお話ししました。
面接でも、エントリーシートの内容やちょっとした受け答え、身だしなみといった細かい部分で、評価に差が出てきます。
そう考えると、徹底的に自分を仕上げたい部分については、専門の組織である予備校を使って自分を磨き、より高みを目指すことが必要になると思います。
少なくとも、ほかの条件が同じなら、独学と予備校のどちらが有利かといえば、予備校に通ったほうが有利だというのが私の意見です。
予備校にも特徴がある
通えるのであれば予備校に通ったほうがよさそうだ、ということはお分かりいただけたと思います。
ただし、ぜひ「自分に合った予備校をきちんと選ぶ」という意識を持ってください。
一口に予備校といっても、さまざまな予備校があります。これも、ジムに置き換えると分かりやすいでしょう。
ジムといっても、ゴールドジムもあれば、ライザップやエニタイムフィットネスもあり、それぞれに特徴があります。
公務員試験の予備校も同じで、予備校ごとに特徴があるのです。
たとえば、対面での指導を重視する予備校もあれば、オンライン指導が中心の予備校もあります。筆記試験の指導が中心のところや、面接指導に軸足を置いているところもあるでしょう。
また、大卒程度試験に力を入れているところもあれば、経験者採用に特化した予備校もあるのです。
ですから、「公務員試験の予備校ならどこでもいい」と考えるのではなく、今のライフスタイルや受験先にきちんと合っていそうな予備校、そして自分が信頼できると思える予備校をしっかり選ぶことが重要です。
さまざまな予備校をじっくり比較検討して、「ここだ!」と思える予備校を利用してください。
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