本日は「公務員試験の面接で困った質問ッ!社会人必見ッ!」というテーマでお届けします!
私たちもさまざまな公務員試験の面接を受けてきましたが、中にはかなり困った質問もありました。今回は、その内容を気軽にお伝えします。
読んでいると「そんなことまで聞かれるの?」「自分は大丈夫かな」と思うかもしれませんが、一つの参考にしてください。
国家公務員の面接(官庁訪問)

まずは私が国家公務員を受けたときの話です!
私が受けた内閣官房では、面接試験が12回もありました。12回もあると、ありきたりな質問だけでなく、さまざまなことを聞かれます。
その中でも特に印象に残っている困った質問が、「面白い話を今からしてください」というもの。
これには本当に困りました。面接では沈黙が一番よくないと思い、とっさに話したのですが、面接官から「それは面白くない」と言われてしまい……。その場が凍りついたのを覚えています。
ただ、話はそこで終わりません。面接官が「面白い話というのはこういうものだよ」と、田中角栄のエピソードを話し始めたのですが、これが全然面白くなくて(笑)
また、大学時代に弁論部で活動していたと話したところ、「早速、今ここで弁論をやってみて!」と言われたこともあります。立ち上がって始めようとしたら「やっぱりいい」と止められ、結局披露できずに終わりました。
これはレアケースだと思っていましたが、Gravityの受講生でも、英語ができる方が「英語で自己紹介してみて」、手話をしている方が「手話で何かやってみて」と言われたことがあります。
その場で「やってみて」と言われやすい特技がある方は、準備しておいたほうがよいかもしれません。
なお、官庁訪問で学歴がどこまで影響するかについては、「【国家一般職】官庁訪問に学歴は影響する?GPA・TOEICがない場合」で解説しています。
仙台市社会人経験者採用の面接

今度は筒井先生にお話を伺いたいと思います!例えば、仙台市社会人経験者採用での面接エピソードがあれば教えてください。

仙台市の最終面接での話です!
今でも覚えているのですが、3人いる面接官のうち真ん中の方から、「ところで、仙台市の初任給は見ましたか?」と聞かれました。
見ておくべきだったのですが、実は見ていなかったのです(汗)。取組や計画はたくさん調べていたのですが……。
正直に「見ていません!」と答えると、「あまりお金のことは気にならないのですか?」と揺さぶるように聞かれ、「仙台市で働きたい一心です!」と熱意で押し通しました。
皆さんは同じ目に遭わないよう、受験先の初任給は必ず確認しておいてください(笑)
なお、仙台市社会人採用の最終面接で聞かれた質問については、「【仙台市社会人採用】最終面接の質問!プレゼンテーションに点数をつけてください。」で紹介しています。
武蔵村山市の面接

奥田先生が市役所を受けたときはどうでしたか?

東京の武蔵村山市役所を受けたときなんですが…
皆さんも、受験する市で注目している取組を準備すると思います。私が受けたとき、その市では民間交番という取組を進めていました。
交番は本来、警察が設置するもの。ただ、警察に頼んでも予算や人員の都合で、なかなか作ってもらえません。
そこで、自分たちで交番を作り、住民や職員のボランティアでパトロールする地域の交番を設けよう、という取組でした。
よい取組だと思ったので、面接で注目している取組を聞かれた際に「民間交番の取組です」と答えました。よく知っているねと褒めてもらえると思ったのです。
ところが、まったく褒めてもらえません。続けて面接官から、「では実際に、その民間交番を見に行きましたか?」と突っ込まれたのです。
見に行っていなかったので正直に「見ていません」と答えると、さらに「最近、その民間交番に新たな設備が設置されたのですが、知っていますか?」とたたみかけられました。
正解は防犯カメラでしたが、それも知らず……。「それも分かりません」と答えると、面接官も「ああ……」という表情になり、もういいです、という雰囲気で次の面接官に交代しました。

やばい雰囲気だなぁと…
次の面接官は副市長で、「では、当市の一般会計の予算額を答えてください」と聞かれました。
その市の広報誌を読んでいたので、頭に入っていました。「はい、約250億円です」と答えると、副市長が「君すごいね!」「よく調べているね!」「ほかの受験生は誰も答えられなかったよ!」と言ってくれて、そこで一気に巻き返せたのです。
この話の教訓は、関心のある取組については実際に現場へ足を運ぶだけでなく、新しい情報や最近の変化までしっかりチェックしておくべき、ということです。
横浜市社会人採用の面接

ちなみに、横浜市役所の面接はどうでしたか?

ちょっとヒヤリとしたエピソードがあります…
少し余談になりますが、私は大学院で教育に関する研究をしていました。そのため、横浜市に入ってからも教育に関する事業に携わりたい、という話をしていたのです。
面接の中でも、面接官から「横浜市で生かせそうな研究は何かありますか?」と聞かれ、「このような研究があります」と答えていました。
最後の面接官の番になったとき、「いやあ、筒井さんのお話は、私たちにも大変勉強になりましたよ!」と言われ、「これは和やかなムードで終わるパターンだ」と思っていました。
すると突然、面接官が「ところで、横浜市の子どもたちの学力を具体的に知っていますか?」と、まるで碇ゲンドウのように追及してきたのです。

『新世紀エヴァンゲリオン』GAINAX/カラー
思わずひやりとしました。幸い、全国学力・学習状況調査の結果を見ていたので何とか切り抜けられましたが、何も調べていなかったら、あそこで詰まっていたと思います。
細かいところも軽視せずに調べておくべきだと痛感しました。
特別区経験者採用の面接

ちなみに、特別区経験者採用の面接はいかがでしたか?

特別区は本当に大変でした!
特別区経験者採用は面接時間が40分あり、3人の面接官が順番に質問してきます。私の場合、特別区は4つ目の公務員としての受験でした。
1つ目、2つ目、3つ目と退職して4つ目ですから、さすがに1人の面接官から「また君は辞めるでしょ」と徹底的に追及されました。
その面接官とは、ほぼその話しかしていません。10分以上、私が何を言っても「いや、君は辞めると思う」「ほかに辞めない根拠はないの?」と返されるのです。
「頑張ります!」「一生懸命やります!」と答えても、「いや、納得できない」「もっと説明してよ」。
説明しても「いや、君は辞めるんだよなあ」、「漢・奥田、誓って頑張ります!」と言っても「君は辞めると思う」という調子でした。
最後のほうは「どう言えばいいんだ……!」と悩みました。何を言っても「辞めるでしょ」と言われ、正直傷つきましたが、粘りに粘って「いやいや、頑張ります!」というやりとりを10分以上続けたのです。
それが3人目の面接官だったので、そのまま時間切れに。40分のタイマーが鳴り、面接官が最後に言ったのは「それでも君は辞めると思う」。そこで面接は終了です。
その瞬間は「ああ、落ちたな」と思いましたが、ふたを開けてみると合格していました。しかも40番台と、まずまず上位での合格です。
転職経験が多い方は、面接官から「君は辞めるでしょ」と突っ込まれることもあるでしょう。そのとき大切なのはロジックではなく、最後はパッション、つまり情熱だと思います。
私も「ここで弱気になってはいけない」と思い、前のめりで「頑張ります!」「任せてください!」と伝え続けました。その熱意は伝わったのだと思います。
10分以上も「君は辞めるでしょ」というやりとりが続いたのは、今でもかなり思い出深い経験です。
なお、特別区の面接では、ほかにも受験生を困らせる「不意打ち」の質問があります。noteの「【特別区】面接官の不意打ち質問!答えられないと危険です。」で紹介していますので、あわせて準備に役立ててください。
今回の話を参考に、皆さんも面接対策を進めてみてください!
ちなみに、圧迫面接の実態については、下記の記事で詳しく解説しています。

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