
本日は、公務員試験の社会人採用の面接試験で、特に意識したいことについてお話しします。
公務員試験の合否を最終的に分けるのは、面接試験です。
面接対策をどこまでやり込んだかで、合格と不合格が分かれます。
そこで今回は、面接を控えた社会人受験生に向けて、私たち2人からのアドバイスを4つにまとめました。
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職務経験と話す内容を絡める

では早速、筒井先生からアドバイスをお願いします。

私からは2つご案内しましょう。
【筒井】
一つ目は、職務経験と話す内容をしっかり絡めることです。
面接では「なぜその組織を受けるのか」「入庁後に何をしたいのか」を、自分の経験と結び付けて話すのが基本の型です。これは大卒枠でも社会人でも変わりません。
大学生なら、ゼミやサークル、アルバイトが経験の中心でしょう。彼らはそれを、公務員としてやりたい仕事に結び付けていきます。
では、社会人は何と絡めるのか。言うまでもなく、職務経験です。
職務経験をもとに、なぜ行政を志望するのか、そして即戦力として入庁後にどう活躍できるのかを語ってください。
率直に申し上げると、社会人がアルバイトやゼミの話だけで勝負するのは不十分です(面接官も、そこは聞きたがっていません)。社会人採用では「職務経験と絡める」という意識を、強く持っていただきたいですね。
▼「なぜ行政なのか」を固めるポイントについては、下記の記事で詳しく解説しています。
ライバルの強さを理解する
【筒井】
二つ目は、ライバルの強さを正しく理解することです。
大卒程度試験の受験生は、ゼミ・サークル・アルバイトと、似たような経験しか持っていません。そのため、受験生のあいだで大きな差はつきにくいのです。
社会人はどうでしょうか。若くして見事なエピソードを持つ受験生もいれば、皆さんが20代・30代なら、40代のベテラン社員と同じ土俵で戦う場面もあります。
ライバルがこれだけ強い以上、大卒程度枠以上に入念な面接対策が欠かせません。
極端な例を挙げましょう。Gravity代表の奥田先生は、特別区経験者採用の合格者です。皆さんが特別区の経験者採用を受けるなら、奥田先生のような相手とも戦う覚悟が求められる、ということになります(笑)
特別区以外も同じです。横浜市や仙台市、国家公務員などの経験者採用を受ける方は、私のような相手と戦うことになるわけですから。
中途半端な対策では、まず勝てません。ライバルの強さを知ったうえで、徹底的に鍛え上げていきましょう。
回答内容に矛盾がないようにする

ちなみに、奥田先生からは何かアドバイスはありますか?

はい、私からも大きく2点お伝えします。
【奥田】
一つ目は、回答の内容に矛盾を作らないことです。
受験生の回答を聞いていると、履歴書や職務経歴書、エントリーシートと食い違っている方が少なくありません。
例えば「私の強みは継続力です」とPRする方は多いのですが、履歴書を見ると転職歴が3回・4回ということがあります。その状態で「継続力があります」と言えば、面接官から「継続していないのでは?」と突っ込まれてしまいます。
「コミュニケーション能力があります」と言いながら、面接そのものが盛り上がらず、面接官と噛み合っていないケースも同様でしょう。「本当にコミュニケーション能力がありますか?」と指摘されかねません。
自分の回答に矛盾がないか、面接官に矛盾を感じさせないかを、提出書類と突き合わせて確認してください。
Gravityの面接指導でも、話す内容とこれまでの経歴、エントリーシートのあいだに矛盾がないかを必ずチェックしています。皆さんもぜひ、自分の回答を一度見直してみてください。
見た目や話し方に気を配る
【奥田】
二つ目は、見た目や話し方に気を配ることです。
受験生は「何を話すか」に意識が向きがちですが、見た目や話し方も同じくらい評価に響きます。
話し方でいえば、声が小さくて聞こえない、早口で何を言っているのか分からない、といった状態はマイナス評価です。
見た目も同様です。髪がボサボサ、スーツにしわがある、靴が汚い、バッグがボロボロでは、せっかく良い内容を話していても説得力が失われてしまいます。
改善のために、私から最後のアドバイスです。第三者の目線を取り入れてください。
自分では問題ないと思っていても、他人から見ると「少し変だよ」「違和感があるよ」ということは珍しくありません。家族や友人に見てもらう、場合によっては予備校でチェックを受ける。そうして第三者の評価を取り入れながら対策を進めれば、万全です。
ちなみに、職務経験者が採用面接で意識すべきことについては、下記の記事で詳しく解説しています。

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