
今回は、仙台市社会人採用の最終面接で実際に聞かれた質問というテーマでお届けします。
仙台市は倍率が高い人気の組織で、最終面接には3分間のプレゼンテーションがあるという変則的な試験でもあります。今回は、奥田先生が仙台市特有の質問・よくある質問を取り上げ、筒井先生がアドバイスする流れで進めます。
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「今のプレゼンテーションに点数をつけてください」

では、私がピックアップしてきた質問を紹介します。まずは、仙台市の最終面接の「あるある」の質問です。
今のプレゼンテーションに点数をつけてください。
【奥田】
仙台市の最終面接ではプレゼンテーションがあるため、プレゼンが終わった直後の1発目などに聞かれやすい質問です。筒井先生、アドバイスはありますか?
【筒井】
非常に仙台市「あるある」の質問ですので、皆さんも来ると思って準備したほうがいいです。ただ、準備するときに注意しなければいけないのが、特定の点数で準備してはダメだということです。
当日のプレゼンテーションでどれぐらいのパフォーマンスを発揮できるかによって、答えるべき点数は変わります。たとえば、ちょっとカミカミだったのに「95点です」と言ったら、「そんなわけあるか」となってしまいますよね(笑)
ですから、あらかじめ「80点でいこう」「75点ぐらいかな」と決めておくのではなく、当日の出来に準じた点数をつけてほしいと思います。
「東北全体を盛り上げたいなら、県庁や他の市役所でもできるのでは?」

ありがとうございます。では、2つ目です。
東北全体を盛り上げたいというが、県庁や他の市役所でもその仕事はできるんじゃないのか。
【奥田】
受験生の中には、仙台市のことをよく調べている方が結構います。仙台市の計画などには、仙台市だけのためではなく、東北全体のために貢献していくとよく書かれているんですね。
ですから、よく調べている受験生ほど、面接で「東北全体のために」と言います。すると「東北全体と言うのなら、宮城県庁でいいんじゃないの」というツッコミが来るわけです。筒井先生、いかがでしょうか?
【筒井】
まず強調しておきたいのが、思考停止でこのカードを切ってはいけないということです。「なぜ仙台市を受けたのですか」と聞かれたときに、よく考えずに「東北全体の復興に」と話してしまう方が多い印象です。面接官はそれを見透かしているので、「でも他でもできますよね」という切り返しが来るんです。
東北全体の話をするのであれば、こういう切り返しが来ることは絶対に覚悟しておいたほうがいいです。そのうえで、「確かに宮城県庁や他の市役所でも東北の復興に貢献することはできます。でも、仙台市においては特に〜」というところまで、ガードを固めておいてください。
「仙台市役所というより、仙台で働きたいだけでは?」

3つ目は、仙台市外で暮らしている受験生に向けた質問です。特に昨年、Gravityで栃木県や山形、東京から仙台市を受けた受験生が聞かれていました。
あなたは仙台市役所というよりは、仙台で働きたいだけなんじゃないですか。

これは「あるある」ですよね(笑)言われている人がめちゃくちゃ多いんですよ。
【筒井】
どういう人が聞かれやすいのか。まず、今は仙台に住んでいない方。あわせて詰められやすいのが、なんとなく市役所への熱が不足しているな、という感じの人です。
仙台の魅力は語れる。仙台の良さも語れる。だけど、なぜ仙台市役所なのか。「仙台市役所で働きたい」「市役所の仕事がしたい」という部分の訴求が弱いと、「君、ただ仙台に行きたいだけじゃない?」と言われてしまうんです。
ですから、「私は確かに仙台に魅力を感じています。でも、仙台市役所のこういう業務に魅力を感じていて〜」と話せるようにしておいてください。市役所への熱を忘れずに、回答を準備してみてください。
「熱があるなら、なぜ昨年などは受けていないのですか?」

今「熱」という言葉がありましたが、逆に熱量が高い方に聞かれる質問があります。仙台への思いを強く語った方のうち、前回の受験から何年か期間が空いている方がよく聞かれる質問です。
熱があるんだったら、なんで昨年とかは受けていないんですか。

これも非常に苦しい内容ですよね(笑)
【筒井】
おそらく仙台市はかなり正確に受験生の受験歴を把握しています。この質問は、4、5年前に1回だけ受けて、何年か空いてまた受けた、という人でも聞かれているんです。「去年受けました」というだけなら分かりますが、4、5年前のデータまで把握したうえで聞いてくるのは、受験歴をしっかり見ている証拠だと思います。
つまり、前回の受験から期間が離れている場合は、なぜ間が空いたのか、しっかり説明を用意しておかなければいけないということです。
なぜここを深掘りしてくるのか。最終面接は、ここで合格となれば内定で、職員として働き始めるわけです。面接官は「モチベーションの低い人には入ってきてほしくない」と絶対に思っています。だからこそ、「あなたの熱は本物なのか」を確かめるために、受験歴も含めて質問してくるのだと思います。
自分の受験歴を振り返って、間が空いているなという場合は追及される可能性が高いので、言語化だけはしっかり進めてください。
「来年4月より前に働き始めることは可能ですか?」

では、今回最後の質問です。こちらも突発的に聞かれるので、ちゃんと準備していただきたい質問です。
あなたを採用した場合、来年4月より前に働き始めることは可能ですか。

これはまさにブービートラップと言ってよかろうと思います(笑)
【筒井】
こういう質問が来た場合、受験生としては「もちろんです」「いつからでも働けます」と言いたくなります。我々も受験生だったので、気持ちはすごく分かります。
ですが、そう答えた瞬間にどんな地雷が埋められているのか。実際に受験生がされている切り返しは、「でも、それって大丈夫なの?」というものです。「安易に言っちゃって、あなたが4月1日より前に辞めるとなったら、今の職場は困らないの? 真面目にそのあたりを準備しているんですか?」と聞いてくるんですよ。
「え、あなた方が聞いてきたんじゃないの」という話なんですけど(笑)こういう理不尽なのも結構あるあるですよね。

いや、ありますね。仕事への責任感のところで「あなた大丈夫なの?」と。聞かれたから「行けます」と言ったら、「本当に大丈夫?」と突っ込まれるので(笑)
【筒井】
多くの受験生が「とりあえずイエスと言っておけばいいんでしょう」で終わってしまうと思います。でも最終面接だからこそ、本当に真剣に仙台市への転職を考えているのか、リアリティを持てているのかをチェックしてくるわけです。
ですから、実質的には「イエス」と答える以外にないのですが、その後の切り返しで、自分自身の責任感のなさが見え隠れしないようにしていただきたいと思います。
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【奥田】
最後に、私から2つお知らせがあります。
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なお、最終面接で合否を分けるポイントについては、下記の記事で詳しく解説しています。

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