今回は「ジョジョの奇妙な面接対策」ということで、皆さん方からよくいただく質問について私なりの見解を申し述べたいと思います。
今回取り扱うテーマは、「面接対策に向けてどんな資料を読んでおくべきか?」というものであります。
これを見てくださってる皆さん方の中には、面接が「直近であります」という方もいらっしゃれば、「まだまだ先です」という方もいらっしゃるとは思います。
ですけれども、よく 面接に向けて「色々な資料を読み込んでおいた方がいいですよ」と言われるじゃないですか。でも、具体的にどんな資料を読んでおけばいいんだろう?というのをやっぱり悩むと思うんですよね。
ということでもありますので、さまざま読んでおくべき資料ってあるかもしれないんですけれども、ピンポイントで3つ皆さん方にこれは読んでおいてもいいんじゃないのかなというものをご案内していきたいと思います。
この3つについては、たとえジェイル・ハウス・ロックからの攻撃を受けたとしても、この3つだけは覚えておいて欲しいというものになりますので、ぜひ聞いていただければと思っております。
なお、下記のYouTube動画でも解説を行っているので、併せてご視聴ください。
総合計画ウゥーーッ!!
まずは1つ目でありますけれども、
ということで、ズバリ「総合計画」であります。
総合計画って何?という方もいらっしゃると思うんですけども。非常にざっくり申し上げますと、行政運営の基本となる計画のことで、これから自治体がどういう方向を目指していくのか、あるいはどういう施策を打っていくのか、こういったものを取りまとめた計画のことを総合計画と称します。
これを読むことがどういう風に役に立つのか?という話なんですけれども。受験先の自治体の課題・現状、こういったものを把握するのに役立つと思います。
例えば皆さん方、面接に入ってから、面接官から様々なことを聞かれるんですけれども。その中の1つに、「うちの自治体の課題って何だと思います?」とか「うちの自治体の現状についてどう思ってます?」こういう風に聞かれることが結構あるんですよ。総合計画には、その辺りのことも書かれていたりするんですよね。
ということでもありますので、確かに、それだったら役に立つかもしれないなという感じがいたしますよね。
あるいは、課題とか現状とかそういった文脈とは関係なしに、「うちの市の計画って読んだことあります?」とか、そういったことも聞かれ得るんですよ。ですので、そのときには読んでおくことが直接役に立ちそうな感じはしますよね。
ということでもありますので、ぜひ総合計画に関してはパラッとでも構いません。概要だけとかあるいはポイントだろうなというところだけでも構いませんので、目を通していただきたいと思います。
しっかりそこに目を通しておけば、面接官からは
ということで良い評価をもらえるんじゃないか、少なくともポジティブな影響はあると思いますので、ぜひ目を通していただきたいと思っております。
予算概要ウゥーーッ!!
2つ目が「予算概要」であります。
予算ってなんだよ?という方もいらっしゃると思うんですけれども。これも非常にざっくり申し上げますと、ある自治体が今後1年間の間で、何にどれくらいお金を使っていくのかについての予定表のようなものだとお考えいただければと思います。
厳密に申し上げますと、何にどのくらいお金を使うのかだけではなくて、どういう形でお金を得ていくのかという収入サイドに関しての予定というものも含んでいるんですけども。
ここではざっくり「何にどれくらいお金を使っていくのかについての予定表」だと捉えていただければと思います。
これに目を通すのがどう役に立つの?というお話なんですけれども。要するに、受験先がどの分野にどういう風に力を入れようとしているのか、これを把握するのに役立つということですね。
すなわち、ある自治体がある分野にお金をドンと注ぎ込んでいるということであれば、それはおそらくこの分野に力を入れようとしているんだなということの何よりの証拠ですよね。
こういうこともあって、予算というのは「自治体の意思」と言われることもあります。
ということで、こういう風にどの分野に重点を置こうとしているのかというのを把握することは、面接でもきっと役に立つんじゃないかなと思います。
そして、人によっては予算についてピンポイントで聞かれている人もいたりするんですよ。
例えばですけれども、Gravity代表の奥田先生は、市役所の面接を受けたときに「うちの予算っていくらか知ってます?」という風にピンポイントで予算額を聞かれています。
これは何も奥田先生だけではございませんで、Gravityの受講生の中にも、特別区、県庁、市役所、こういったところを受験している人の中には、予算の額についてピンポイントで聞かれている人もやっぱりいます。
ということで、そういったことも含めて考えますと、予算の概要についてザッとでも良いので目を通しておくというのは役に立つんじゃないかなと思います。
もちろん、事細かに精緻に把握してくれということではございません。概要とかポイントとなっている部分に目を通すだけでも十分役に立つと思いますので、ぜひ目を通していただければと思っております。
そういうものもしっかり見ておくと、
ということで、ディオからも面接官からも、ポジティブな評価をもらえると思いますので、ぜひ目を通しておいていただきたいと思っております。
広報紙イィーーッ!!
最後に3つ目が「広報紙」ですね。
広報紙って何?というお話なんですけども。これも非常にざっくり申し上げますと、地域の住民に対して各種の情報を伝えていくための冊子のことですね。
皆さん方の住んでらっしゃる自治体にも広報紙というのはあると思いますし、皆さん方のご自宅ですね、ポストに投函されていたりとか、あるいは自治体のHPとかで見れるようになっているところも多いですよね。
これを読むことがどういう風に役に立つの?という話なんですけれども。要するに、志望先についての最新の情報を把握するのに役立つだろうということであります。
先ほど申し上げたとおり、この広報紙というのは、住民に各種の情報を伝えるためのものでありまして。特にその中でも、住民に伝えるべき最新の情報についてそれらが一覧になっているんですね。
ですので、例えば自治体がこういうサービス始めましたよとか、これは知っておいてくださいね、という情報がそこに基本的には掲載されているということであります。その意味で、自治体側が伝えたいメッセージというのが広報紙には載っているわけです。
ですので、皆さん方もこれに目を通しておくことによって、「こんな取組を始めたんだ」とか「こういったことがホットなトピックになっているんだ」ということを把握するのに絶対に役立つと思いますので、ぜひ目を通していただきたいと思っております。
もちろん、広報紙に書かれている内容がピンポイントで聞かれるかどうか?というところは定かではありません。
ですけれども、受験生の中には「広報紙読んだことあります?」とか、ピンポイントで聞かれている人というのもやはりいるわけですね。
そういったことを考えますと、
ということで、エニグマに立ち向かった仗助のように、しっかりと広報紙にも目を通していただきたいと思っております。
ということで、今回皆さん方には、面接対策に向けて読んでおいていただきたい資料を3つ紹介しました。
1つ目が「総合計画」、2つ目が「予算概要」、3つ目が「広報紙」ということで、この3つ、繰り返しになりますけれども、ジェイル・ハウス・ロックの攻撃を受けていたとしても、この3つだけはしっかり覚えておいていただきたいと思っております。
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