【相談内容】
民間に勤めた後に退職し、予備校で勉強に専念しています。
今現在勉強を開始してから約半年間無職の期間が続いてるのですが、今からでもアルバイトをした方が良いのでしょうか?
既卒無職は面接で落とされるというような話を聞いて不安になってしまいました。
また、国家系は既卒に優しいなどの記事も見たことがあるのですが、このようなデータはあるのでしょうか?
【はじめに】
質問者さんの置かれてる状況によっても、また話は変わってくるかもしれないんですけれども、同様の悩みを抱えている既卒の方、無職の方もいるでしょう。
ですので、この際私の見解を申し述べたいと思います。
なお、下記のYouTube動画でも解説を行っているので、併せてご視聴ください。
勉強優先
私の見解を申し述べますと、勉強を優先した方がいいんじゃないかな、すなわちアルバイトを無理に始める必要はないというのが私の意見であります。
どうしてそう考えるのかと言いますと、理由は2つございます。
まず1つ目。質問者さんが大卒程度試験を念頭に置いているのか、社会人採用を念頭に置いているのかというのは文面からは読み取れなかったんですけれども。
例えば大卒程度試験を受けるということになると、大卒程度って筆記試験が始まるの、本格的に始まるのは4月とか5月とかそのくらいになるじゃないですか。
今2月の中旬とかですよね。それを考えると、時間がもう数か月しかないわけですよね。例えば社会人採用に話を移してみたとしても、早いところだと例えば6月の下旬とかから筆記試験が始まるわけですよね。そう考えると、質問者さんが筆記試験に使える時間というのはそんなに多くはないわけですよ。
だとしたら、無理にアルバイトを始めるよりも、このまま勉強に集中した方がいいんじゃないのかというのが1つ私の考えですね。
2つ目の理由は何なのかと言いますと、例えば面接までの間、今からずっとアルバイトをしたとしても、そのアルバイト経験って数か月にしかならないわけじゃないですか。
だとするとそれって、例えば面接に入ってから強いエピソードなるのか?というと、どう考えてもならないですよね。もちろんバイトのモノにもよるかもしれないですけども。
でも、少なくとも「1年間、2年間バイトをずっと続けてきました」という人に比べると、端からそこまで強いエピソードにはやっぱりならない。
それを考えるのであれば、私はどちらかというと筆記試験の方に今は集中して、確実に1次試験・筆記試験を突破するということを優先した方がいいんじゃないのかなと個人的には思います。
既卒無職の話
とはいえ、ですよ。
質問者さんとしては「既卒無職は面接で落とされるって話を聞いたんだよ!」ということだと思うんですよね。
これを見てくださってる皆さん方の中にも、今現在そういう立ち位置でいらして、「落とされるの…?」っていう風にちょっと不安になっちゃう人もいるんじゃないかと思うんですよ。
仮にですよ。既卒無職が面接で落とされるというのが事実なのだとしたら、「既卒無職で公務員試験に合格してる人はいない」っていう話になりますよね。
じゃあ、実際どうなの?って話をしてみたいと思うんですけれども。社会人採用であろうが大卒程度試験であろうが、私これまで「既卒無職です」という人、合格者を何人も見届けてまいりました。
つまり、既卒無職であったとしても、合格してる人は普通にいらっしゃるんですよね。もちろん、お一人おひとり事情が違ったりはしますよ。
ですけれども、少なくとも、既卒無職で落とされるのであれば合格者がいないはずなのに、実際に私は何人も何十人も既卒無職で合格してる人というのを見てきています。
ということは「既卒無職だから」というそれだけの理由で面接で落とされるということはないということの何よりの証左ですよね。
ということでもありますので、既卒無職だから面接で落とされるなんていうことは私は十中八九ないと思っています。
余談になっちゃうんですけれども。これが公務員試験のイイところだと思うんですよね。通常、民間企業の就活とかを考えたときにあるいは転職を考えたときに、既卒無職が続いている人、雇われるか?というと、結構難しいんじゃないかなと思うんですよね。
それに対して公務員試験(少なくとも大卒程度枠)の場合には、筆記試験対策をきちんと集中して行なって、面接対策もカッチリやっていったのであれば、過去がどういうものだったとしてもきちんと評価をしてもらえて、最終合格をすることができる。すごくイイところだなぁと個人的には思ってます。
ですので、質問者さんやこれを見てくださってる皆さん方が既卒無職だったとしても、それ自体で落ちちゃうということはありませんので、どうか安心してこの先も勉強・対策続けていっていただければなと思っております。
国家系の噂
そして最後にいただいたご質問が、「国家系は既卒に優しいという噂を聞いたけど、これって本当ですか?」というような話だと思うんですね。
これに関しては、残念ながらエビデンスはございません。
つまり、国家系だから既卒にすごく優しいとか、あるいは既卒の方が合格率が高いとか、そういったデータを直接私は見たことがありませんね。ということで、ノーエビデンスではあるんですけれども。
ただし、確かに既卒の方々、国家系に関しては強いなという感じは私もいたします。これはどうしてなのか?というのを一度考えてみたことがあるんですよ。
まず、地方公務員と国家公務員を比較したときに、試験のスタイルの特徴として、国家公務員の方が相対的に筆記試験を重視しているというところがありますよね。特に、大卒程度の方だとこういう傾向って顕著にあると思うんですよ。
それを考えたときに、既卒で無職の方々って、言ってみれば後がないわけですよね。つまり「これに落ちちゃったらどうなるんだ」っていうような、ある種「背水の陣」で試験に挑んでいらっしゃるわけですよ。少なくともそういう方々がすごく多い、と。
なので、何が言いたいのかというと。既卒無職の方々って、筆記試験めちゃくちゃ自分を追い込んでるんですよね。少なくとも私がこれまで観測してきた範囲だと、筆記試験への集中の仕方というのが‟普通じゃない方”が多かった。なので結果的に、筆記試験ものすごくいいスコアを取るんですよ。
そうすると、国家公務員試験というのは先に申し上げた通り、筆記試験重視というスタイルになってるので、全体としての合格率が高くなるんじゃないのかなっていう風に私自身は仮説を持ってるんですよね。
もちろんこれは仮説に過ぎませんから、実際どれくらい妥当するか?というのは分からないんですけれども。確かに、既卒の方々、地方公務員と比較したときには国家公務員の方で大きな戦果を上げてるなとは思います。
ただし、これは「地方公務員だと既卒無職は合格できない」ということではありませんし、あるいは国家公務員の方にしても「既卒だから有利になっている」とかそういった話ではございません。
あくまでも、「既卒無職の方々が傾向的に筆記試験の対策をものすごく密にやってらっしゃるので合格率が高いんじゃないか」という話ですからね。
ということで、質問者さんやこれを見てくださってる皆さん方にあっては、これから本試験まで油断することなく筆記試験対策をしっかりやっていけば、最終合格を勝ち取ることは十分できると思いますので、ぜひ最後まで頑張っていただければと思っております。
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