
今回は、公務員試験の面接前日・当日の過ごし方というテーマでお届けします。
直前に何をするかは、面接の結果を左右します。奥田先生と私が、面接の前日と当日をどう過ごしていたのかを紹介します。
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面接前日の過ごし方①|持ち物・交通手段の確認と軽い発声練習

まずは前日です。前日の過ごし方は人によって十人十色だと思いますが、奥田先生はどんなことをしていましたか?
【奥田】
私は、どちらかというとリフレッシュして過ごしていました。前日にバリバリ面接対策をする、ということはしていません。そのうえで、必ず取り組んでいたことが3つあります。
1つ目は、当たり前ですが持ち物の確認です。受験票など必ず持っていくものを用意し、当日着ていく服を整え、靴もピカピカに磨いておく。前日にこうした準備をしていました。
2つ目は、交通手段の確認です。何駅で乗って何駅で降りるのか、というルートですね。私はできるだけ早く会場の近くに行くようにしていたので、早めに着いたときに過ごすカフェやファミレスの場所も確認していました。
3つ目は、軽い発声練習です。緊張すると顔の筋肉もこわばります。前日に話して頬の筋肉を緩めておくために、志望動機や自己PR、やりたい仕事など、必ず聞かれる質問について軽く喋る練習をしていました。

なるほど。奇をてらったものではなく、本当にスタンダードなことを前日はなさっていたんですね。

そうですね。突飛なことはやらずに基礎基本を押さえて、あとはただただリラックスする感じでした。
面接前日の過ごし方②|会場近くに泊まる・会場を下見する・とにかく寝る

では次に、私がやっていたことです。私も3つあります。
【筒井】
1つ目は、会場近くに泊まることです。
試験当日に突発的なトラブルで会場にたどり着けないかもしれない、と考えるだけでストレスになります。ですから私は、歩いて行ける、最悪でもタクシーで行ける距離に宿を取って、必ずそこに泊まっていました。面接が午後からの方は例外でもよいと思いますが、午前中に面接がある場合は、基本的に会場の近くに泊まるようにしていました。
2つ目は、面接部屋の下見です。
「どういうこと?」と思うかもしれませんが、受験票に「どこどこの建物の何階に来てください」とあれば、そのフロアで面接が行われることは確定ですよね。ですから、入ってよい建物であれば前日に行って、面接の部屋はたぶんこのあたりだろうなという場所を覗いてみたり、ガラス越しに中を見たりして、「こんな感じか」とチェックしていました。

なるほど。僕も特別区のときは日曜日の指定でしたが、土曜日から面接が行われていたので、やっぱり会場をちらっと見に行きましたね。
【筒井】
やっぱりそうですよね。これは僕の弁論部時代からの習性なんです。チャーチルやリンカーン、名前を出すのは憚られますがヒトラーなどの伝記を読むと、どなたも演説の前に会場を下見したと書いています。ですから自分も、会場を下見したうえでイメージトレーニングをする、ということを必ず入れていました。
それこそドラゴンボールでも、セルゲームのときに悟空は下見に行っていましたよね。

行っていますね。瞬間移動で下見に行っていましたね(笑)
【筒井】
セリフはなかったですけど、会場の下見をちゃんとしているわけです。強い人たちは、これから戦う場所の下見を欠かさないと思っています。もちろん「この建物には入ってはダメ」と禁止されていればダメですが、そうでなければ、下見はしてみてもいいと思います。
3つ目は、とにかく寝ることです。
前日の夜遅く、なんなら日付が変わるぐらいまで対策をしてしまう受験生がいます。でも当日は、能力を高める場ではなく、100%を発揮する場です。ですから夜更かしは絶対にNGだと思っています。たとえ眠れないにしても、早めに布団に入ることはできます。休息を第一に考えてください。
ドラゴンボールでも、セルゲーム直前の9日間、悟空たちは3日休んで、3日鍛えて、3日休んでいました。9日間のうち6日間は休んでいるわけです。あのまま9日間鍛え続けていたら、悟飯はセルに勝てなかったと思うんですよ。戦いの前はしっかり休むことが大事なんですね。
面接当日の過ごし方①|シャワーを浴びる・爆音で音楽を聴く・人と話す

前日にやることを、奥田先生バージョンと筒井バージョンで紹介しました。次はいよいよ面接当日です。奥田先生はどんなことをしていましたか?
【奥田】
これも必ずやっていたことが3つあります。
1つ目は、朝起きたら必ずシャワーを浴びることです。ぜひ皆さんにもやっていただきたいです。というのも、男性に多いのですが、寝癖がついたまま試験会場にいる方が意外といるんです。これまで本当に複数名見てきました。鏡で見える前のほうは直していても、後ろに寝癖が残っているんですね。
鏡で直すよりも、朝起きたら眠気覚ましを兼ねて頭から全部お湯を浴びてしまったほうが、確実に寝癖はなくなります。面接でいくらいいことを言っていても、寝癖があるとその時点で気になってしまいますから。
2つ目は、ちょっと変かもしれませんが、爆音で音楽を聴くことです。気持ちを盛り上げるためですね。私が特別区を受けたときは、ケツメイシの「LOVE LOVE SUMMER」や、スラムダンクのオープニングの「君が好きだと叫びたい」を聴いていました。「特別区が好きだと叫びたい」という感じで、気持ちはアスリートのつもりで会場に向かっていました(笑)出発前にはEDMをバンバンかけて、Aviciiなどを聴いて気分を上げてから試験会場に行っていました。
3つ目は、人と話すことです。家を出てから面接本番まで、意外と人と話す機会はありません。面接官との会話がその日最初のトークだと、なかなかうまく話せないこともあります。ですから私は、試験会場で私語が禁止されていなければ、他の受験生にも結構話しかけていました。トイレで会った人に「いや、緊張しますよね」と声をかけるだけでも、意外と相手も乗ってくれるんです。
特別区を受けたときのことです。面接会場に自動販売機があったのですが、私は1万円札しか持っておらず、その自販機は小銭と1000円札しか使えませんでした。緊張すると喉が渇くんですよね。そこに男性が来たので、「すみません、お金がないので、ジュースを1本おごってくれませんか」と言ったら、「いいですよ」と買ってくれたんです。
一緒にジュースを飲みながら「いやあ、面倒っすよね」「早く帰りたいっすよね」とめっちゃ喋って、そこで緊張がだいぶほぐれました。その方が「次は自分の出番なので行ってきます」と言うので、「あなたのような優しい方なら神の導きがありますよ。God bless you」と見送りました。
もし、あのとき自動販売機でごちそうしてくれた方がこれを読んでいたら、ぜひご連絡ください。連絡先を交換しなかったことを本当に後悔していて、感謝を伝えたいと思っています(笑)というわけで、禁止されていなければ会場でも人と話して、面接本番の前に口を動かしておくことをおすすめします。

すごく大事な気はしますけど、会場で人に話しかけるんですか?

いや、めっちゃ話しかけますよ。

え、怖い。自分が受験生だったら「え、何この人?」ってなりますよ。パリピはこれだから困るな(笑)
【筒井】
まあでも、人と話して筋肉をほぐしたりリラックスしたりするのは、確かにありだと思います。
面接当日の過ごし方②|タリーズのコーヒー・半身浴・発声練習

では次に、私が当日にやっていたことです。3つあります。1つ目は、タリーズのコーヒーを飲むです。

来ましたね。また来ました、タリーズ(笑)
【筒井】
そうです。験担ぎなんですよね。「これは勝負だぞ」というときは、絶対にタリーズのコーヒーをバッと飲んでから行くようにしていて、それで負けたことがないんです。ですから皆さんも、験担ぎが欲しいなと思ったら、タリーズのコーヒーです。勝率が絶対に上がります。まだタリーズさんから案件は来ないですけどね(笑)お待ちしています。
2つ目は、半身浴です。奥田先生のシャワーと系統は近いのですが、面接当日は面接官から見られる日なので、むくんだ顔は嫌だなと思っていたんです。そこで半身浴をじっくりして、むくみを取り、リンパを流して、女子力を高めて挑んでいました(笑)
見た目はすごく大事です。「お酒を飲みまくってパンパン」みたいな顔では、絶対に勝率は下がります。朝に血行を良くして、すっきりした顔で挑むためにも、ぜひやってみてください。
3つ目は、発声練習です。奥田先生が前日にやっていたことと近いですが、僕の場合は当日でした。ギレン・ザビやコードギアスのシャルル皇帝の演説、それこそ外郎売などをやってから挑んでいました。本当はここで披露したいのですが、動画では絶対に編集でカットされるので、個人チャンネルでやりたいと思います(笑)
面接官と話すときに最大のボリュームを出すには、事前に声を出して慣らしておくことです。慣らし運転をしてから、面接官の前でアクセルをベタ踏みする。ぜひ皆さんも、自分なりの発声練習をしてから挑んでください。
面接を控えた皆さんへのエール

今回は、面接の前日・当日に私たちがやってきたことを紹介しました。これを読んでくださっている方の多くは、明日、明後日が面接かもしれません。最後に、私たちからエールを届けます。まずは奥田先生からお願いします。
【奥田】
本当に明日、明後日に面接という方もいると思います。面接を控えていると、ずっと憂鬱な気持ちや緊張があると思いますが、どうか緊張しているのは自分だけではないと思ってください。他の受験生も緊張していますし、面接官も、皆さんを困らせようとしているのではなく、皆さんの良いところを見抜こう、引き出そうという思いで質問してくれます。
ですから面接官は敵ではなく、来年には皆さんと一緒に仕事をする未来の上司だと思ってください。多少は面接を楽しもうという気持ちで、明るく前向きに取り組んでいただければと思います。皆さんの合格を心から応援しています。
【筒井】
私からも一言。前日・当日にこれを読んでくださっている皆さんは、面接試験に本気で挑もうとしている方々だと思います。ここに至るまでに、きっと様々な努力をなさってきたはずです。その結果、皆さんの力は、面接対策を始める前よりもはるかに強くなっています。
ですから、ここから考えるべきなのは、能力をさらに高めることではなく、鍛えに鍛えてきた自分自身の力を100%発揮することだけです。これまで努力してきた皆さんなら、必ず本番で力を発揮できると信じています。自分自身に誇りを持って、当日頑張ってきてください。
なお、面接で明るい印象を与えるコツについては、下記の記事で詳しく解説しています。

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