【相談内容】
公務員試験の受験を考えている社会人です。
国立大を卒業しており筆記試験には自信がありますが、面接に苦手意識があります。エントリーシートの作成や面接の練習等はやはり予備校を使った方がいいのでしょうか?
それとも、独学でも合格は出来るのでしょうか?
【はじめに】
結論から申し上げますと、独学でも合格できる人はいると思います。
私自身も公務員試験を受けるときには、予備校は使わずに独学で挑んでおりましたので、そういった意味でも「独学でも合格できる」というのは間違いございません。
そう考える理由について、以下に申し述べたいと思います。
なお、下記のYouTube動画でも解説を行っているので、併せてご視聴ください。
独学での合格
このお話については、公務員試験ではなくて筋トレとかに置き換えて考えてみると分かりやすいんじゃないかと思うんですけども。
要するに「予備校に通う」っていうのは、筋トレで言えば「ジムに通う」っていうことですよね。ですけれども、ジムに通っていなくても体デカい人ってたくさんいらっしゃるじゃないですか。
例えばですけれども、遺伝的に恵まれていて筋肉がつきやすいっていう人もいますよね。あるいは、今ジムには通っていないけれども、昔スポーツを追い込んでやっていた経験があってそのときに結構鍛えていたとかね。そういう方もいらっしゃると思うんですよ。
こういう方々の場合には、無理にジムに通わなくても、十分自宅での筋トレ、いわゆるホームジムという形でも筋肉を発達させることができるかもしれないですよね。
このお話は、公務員試験にも当てはまると思うんですよ。
すなわち、生まれついて話す能力がそれなりにある方というのはやはりいらっしゃいますし、あるいは私のように、例えば大学時代に弁論部等に入っていてそこで話す練習をたくさん積んできたから、予備校を使わなくても公務員試験の面接を突破できる、というような。そういった過去の経験が効いているという場合もあるでしょう。
いずれにしても、こういった背景がある場合には、予備校に通わなきゃいけないとかそういったことにはなりませんので、「予備校に通わないと合格はできない」とか「独学だと面接の突破はできない」とかそういったことはないんじゃないかというのが私の意見であります。
どちらが有利か
ただし、そう申し上げた上で。
じゃあ、予備校に通うのと独学とどちらの方が有利でしょうか?と言ったら、それは予備校に通う方が有利になるんじゃないのかなというのが私の意見であります。
先ほど筋トレの例で皆さん方にご案内をしたので、その説明から入ろうと思うんですけれども。
先に私は、例えば遺伝的に恵まれている人の場合には、ジムに通わなくても自宅での筋トレで体を十分発達させることができるかもしれない、そういったことを話しましたよね。
しかし、ここで少し考えてみていただきたいんですけれども。
遺伝的に恵まれている方がジムに通い始めたら、一体どうなるでしょうか?
どう考えても、さらに筋肉が発達するということになりそうですよね。つまり、自宅で自分で筋トレをしている状態よりもさらにハードに追い込むことになりますので、遺伝的なものと相まってさらに筋肉は大きくなりそうな感じがいたしますよね。
ということで、遺伝的に恵まれている場合であったとしても、ジムに通うことでさらに筋肉を大きくすることができそうだと。
じゃあ遺伝的に恵まれていない方の場合にはどうなんだろうか?というところですよね。
もしも遺伝的に恵まれていない場合には、なおのことジムに通った方が良さそうですよね。
というのは、皆さん方は公務員試験という“コンテスト”において、遺伝的に恵まれている相手とも戦わなくてはいけないわけですよね。もちろんそういう人がすごく多いというわけではないんですよ。
ですけれども、当然受験生の中には、コンテスト参加者の中には、遺伝的に恵まれている人というのも少なからずいるわけですよ。
だとすると、なおさら自宅で自分なりに追い込むのではなくて、専門的な機関すなわちジムに通ってハードに追い込むというのは、どうしても必要になってきそうな感じがしますよね。
ここまでは筋トレを例えにご案内をしてまいりましたけれども。
面接のことを考えますと、例えばエントリーシートの内容とか、ちょっとした受け答えとか、身だしなみとか、そういった非常に細かい部分でもやはり評価に差というのは出てきます。
それを考えたときには、徹底的に自分を仕上げられるところについては専門的な組織すなわち予備校を使って、自分自身を仕上げていく・より高みを目指していくというのは必要になってくるんじゃないのかなと私自身は思います。
そして少なくとも、独学でいくのと予備校に通うのと、他の条件が一定の場合にどちらの方が有利になるのか?といえば、それはやはり予備校に通った方が有利になるのではないかというのが私の意見であります。
予備校にも特徴がある
ということで。通えるのであれば予備校に通った方がよさそうだなというのはなんとなくご理解いただけたかなと思うんですけれども。
ただし。皆さん方にあっては、ぜひ「自分に合った予備校をきちんと選ぼう」という感覚を持っていただきたいと思います。
というのは、一口に予備校と言っても、本当に様々な予備校というのが存在しています。例えば、ジムに置き換えて考えてみても同じことが言えますよね。
ジムといっても、ゴールドジムもあればライザップもあれば、エニタイムフィットネスもあるわけですよね。そして、それぞれに違った特徴というのがあるわけです。
公務員試験の予備校の場合にも全く同じ話が当てはまります。各予備校というのは、それぞれに特徴がやはりあるわけですね。
例えば、リアルでの指導を重視している予備校もあれば、オンラインでの指導を中心に行っている予備校もあります。あるいは、筆記試験を中心に指導しているところもあれば、面接指導に軸足を置いているところもあります。それ以外で申し上げましても、大卒程度試験に力を入れているところもあれば、経験者採用に特化しているそういった予備校も様々にあるわけですね。
ですので、「公務員試験の予備校だったらとりあえずどこでもいいかな」という感覚ではなくて、ご自身なりに自分の今のライフスタイルとか自分自身の受験先ですよね、こういったところにきちんとマッチしていそうな予備校、そして自分自身が信頼できそうだと思える予備校、こういったところをしっかり選んでいくということがやはり重要になってこようかと思います。
ですので、様々な予備校、じっくりと比較検討していただいて、「ココだ!」とそう思えるような予備校を利用していただきたいと思っております。
ということで、今回の質問への回答は以上となります。質問につきましては公式LINEから受け付けておりますので、ぜひそちらにご登録の上、聞いてみたいことがあれば遠慮なくご相談ください。
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