【公務員試験】面接カードと違う話は減点になる?

【相談内容】

先日受験した市役所の最終面接で、面接カードに記入していない内容を答えてしまいました(主に志望動機や携わりたい業務について)。

前回の面接でも答えた内容なので、違う話をした方がいいのかなと思い咄嗟に答えたのですが、これは減点となるのでしょうか?

今さら不安になっています。

【はじめに】

結論から申し上げますと、おそらく減点となった、あるいは少なくとも印象は悪くなったと思います。

では、その理由について申し述べたいと思います。

なお、下記のYouTube動画でも解説を行っているので、併せてご視聴ください。

面接カードの役割

まず、これは全ての受験生に理解していただきたいところなんですけども。「面接カード」というのは、面接において一体どういう役割を果たすのか?これをしっかり認識しておいていただきたいと思うんですね。

結論から言ってしまいますと、面接カードというのは、面接において「予告編」の役割を果たすんですよ。

つまりどういうことかと言うと、面接で色々なやり取り・濃いやり取りというのが行われるわけですよね。質問者さん(皆さん方)と面接官との間で。その前段階で「自分はこれからこういう話をしていきますからね」という予告編の役割を果たすもの。それが「面接カード」なんですよ。

つまり、面接カードと面接で話す内容というのは、映画に置き換えて言うのであれば予告編と本編の関係にあるわけですよ。

ですので、面接カードの内容と面接で話す内容が大きく異なるというのは、予告編で見せた内容と本編で見せられた内容が全く違うということになるわけですよね。

となると、当たり前ですけれども観客(面接官)からすると「エッ?」っていう話になりますよね。少なくとも映画に没入するというよりは、そこの「違和感」というのがものすごく大きく効いてしまうんじゃないかなと個人的には思っています。

これ、具体的に申し上げますと。例えば、山﨑賢人さん・橋本環奈さんが主演で、映画の予告編を皆さんが見せられたとするじゃないですか。

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『斉木楠雄のΨ難』福田雄一/映画「斉木楠雄のΨ難」製作委員会

予告編では、例えばなんか学校の校舎とか2人乗りしてる2人の様子とか。キャッキャ、ウフフとしたシーンっていうのがたくさん出てると。そうなりますと、通常の感覚としては「あ、これは恋愛モノの映画なのかな?」ていう風に、たぶん思うはずですよね。

ところがですよ。「よし、じゃあちょっと本編見に行ってみるか!」って行ってみたら、確かに山﨑賢人・橋本環奈主演だけれども、キングダムが始まった!みたいな話じゃないですか。

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『キングダム』原泰久/集英社

これって観客からすると、どう考えても「エッ!?」っていう話になると思うんですよね。皆さん方も、これはどう考えてもおかしいよねって思いますよね。

これが、面接カードに書いてある内容と面接で話す内容が違う、ということの意味なんですよ。どう考えても面接官からしたら、良い印象は受けないですよね。

ということでもありますので、ぜひ皆さん方にはあんまり細かいことを考える必要はありませんので、面接カードに書いてある内容をそのまま面接においても話してください。

もちろん、これは「面接カードに書いてある内容を一言一句そのまま話してください」という意味ではありません。面接官の質問の仕方・求められている尺・場の雰囲気、こういったものによっても多少変わっては来ると思います。

ですけれども、話の方向性としては、面接カードに書いてあるもの、そこからブレないようにしていくというのが非常に重要になってまいります。

ですので「面接カードに記入した内容をしっかり話す」こういったマインドセットを強く持っていただきたいなと思っております。

1次と同じでよい

そして、もう1つ文章の中に「前回の面接でも答えた内容なのでとっさに話す内容を変えた」という言及があったんですけども。これも、前回の面接と同じ内容で全く問題なかったと思います。

つまり、例えば1次面接・2次面接・最終面接がある組織を想定したとしましょう。そうすると、おそらく1次でも2次でも3次でも、「志望動機」とか「携わりたい業務」、このあたりについて毎回聞かれると思うんですね。

その度に皆さん方は同じ内容を答えて構わないんですよ。というよりかは、「同じ内容を答えてください」ということになってくるんですよね。

どうしてかと言いますと、さっきの話と絡んじゃうんですけれども。1次、2次、3次、面接官の手元には必ずと言っていいほど皆さん方が提出した面接カードがあります。ということになってくると、要するに、面接官3人とも「こういう内容が来るんでしょうね」と思ってるわけですよね。当然、面接官は面接が始まる直前かもしれませんが、その面接カードには目を通してますから。

そのときに、もしも皆さん方が「前回の面接ではこういう話をしたから今回は違う内容で新鮮さを与えていこう!」という風に思って、これまでの面接と全く違う話をしてしまった場合。当たり前ですけども、やはり面接官は違和感を抱くはずですよね。

どうしてか。面接官はすでに面接カードという予告編において「こういう話が来るんだろうな」と思っているからです。その段階で全く違う話が出てきたということになりますと、やはり面接官としては「え?どういうこと?」と思うはずでしょうし、あるいは最悪の場合には「この人、面接カードに書いた内容忘れちゃっててそれで別の内容を話してるのかな?」という風に邪推されかねませんよね。

繰り返しになってしまって恐縮ですけれども、もしも前回の面接と同じような質問をされたとしても、そのときには前回の面接で答えた内容と全く同じものを答える形で問題ございません。

ぜひ、とっさに内容を変えるとか、妙なアドリブを効かすとか、そういったことなく、前回自分が自信をもって答えた内容。それと同じ内容を答えていただければなと思っています。

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筒井夢人

面接研究所を運営している筒井夢人と申します。プロ講師として、公務員試験の面接指導を長年行ってきました。その経験を基に、このサイトでは面接対策について発信しています。

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