本日は、公務員試験の模擬面接は何回やるべきかというテーマでお話しします。
このテーマは、面接対策に入る際に多くの受験生から相談が寄せられる内容ですので、我々の見解をお伝えいたします。
なお、下記のYouTube動画でも解説を行っているので、併せてご視聴ください。
では早速、筒井先生、模擬面接は何回やれば良いでしょうか?
様々な見解があると思いますが、私はしっかり対策を固めるのであれば3回が良いと思います!
その理由として、まず1回目の模擬面接では、完璧な人はほとんどいません。100人中99人は何かしらの課題を抱えているため、1回目の模擬面接は課題を確認するためのものと考えています。
その後、課題が見つかったら、次の模擬面接までの間に自分なりに修正を行います。2回目の模擬面接で、その修正がしっかりできているかを確認します。そして、3回目は、最終確認として本番の面接に備え、その他の課題がないかをチェックするためのものです。
ですので、3回模擬面接を受けることで万全の対策ができるのではないかと考えています。
この点について、奥田先生はどうお考えでしょうか?
そうですね、私も筒井先生と同じ考えですが、一方で、公務員試験の受験経験があるかないかで回数が変わると考えています!
Gravityでも、現職の公務員の受験生が多いのですが、一度公務員試験を経験している方の場合、転職の際の面接対策では模擬面接が1~2回で終わるケースが多いです。一方、民間企業から初めて公務員試験を受ける方は、少なくても2回、多い方は3~4回の模擬面接を行うこともあります。
このように、公務員試験の経験があるかないかで、模擬面接の回数は異なると感じています。
また、今年もGravityからは、国家公務員の係長級や横浜市、多摩市への合格者が出ていますが、経験者の方は模擬面接を1回だけ行い、そのまま受験して合格しています。
昨年、特別区経験者採用の2級職事務で1位合格者が出ましたが、その方も模擬面接を2回しか行っていませんでした。現職の市役所職員で面接経験があったため、2回で済ませて合格された例です。
以上のことから、公務員試験の経験の有無に応じて、模擬面接の回数を調整していただければと思います。
ちなみに、筒井先生から補足はありますか?
私と奥田先生からは回数にフォーカスしてご案内しましたが、回数自体が目的ではないということもお伝えしたいです!
模擬面接の最大の目的は、課題を確認して修正することです。ですから、極端なことを言えば、10回模擬面接を受けても、課題が1つも修正されていないのであれば、1回も受けていないのと変わらないことになります。
ですので、皆さんには回数にこだわらず、課題の修正に重点を置くことを意識してほしいと思います。
そうですね、私も筒井先生と同じく、質が大切だと考えます!
ですので、回数に引っ張られないようにしていただきたいと思います。
SNSなどで「模擬面接を10回やった」とか「20回目だ」といった書き込みも見られますが、周りに惑わされることなく、自分にとって必要な回数を見極めてください。先ほど筒井先生も言った通り、次に向けての改善がなければ回数を重ねる意味はありません。
ぜひこれを念頭に置いて面接対策を進めていただければと思います!
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